ピアノ「で」遊ぶ

この前にピアノの音色の話になったので。以前「今日の必ずトクする一言 ●山本式ピアノマスクの設計のナゾ」なんて話が出ていたのを思いだした。本題はサイレントブラスならぬサイレントピアノなんだけども、その中にちょっと気になるポイントが。

アップライトでは中低音がユーザーには届きにくく、キャンキャンうるさい傾向がある。これには鍵盤下の前板を少し前方に倒すと良い。通常金属か木製のストッパーで固定されているので、そのネジ止めを手前に数cmずらして数ミリの隙間をあけてやるだけで、中低音が出てきて気持ちがいいものである。

というわけで試しにやってみた。とりあえず実験ということで、ネジなどの加工はせず、板を膝にたてかけるような形にして弾いてみる。板が20〜30°くらい傾いていることになるので隙間は数ミリどころではないが(笑)


…うむ、中低音でやたら簡単にffが出るように。それから音量の幅が増えたせいか響きが増えたせいなのかは判らないけど、なんとなく唄いやすくなった気もする。なるほどこれは気持ちいいわ。

あ、これを見てマネする場合はうっかり足を挟まないように注意。